山梨県道35号線 雛鶴峠
(四日市場上野原線)


区間山梨県秋山村無生野〜山梨県都留市曽雌
更新2000/02/16
通行可否トンネル区間のみ閉鎖。それ以外の区間は通行可
調査日2000/02/03
管理状況道路にはNTTの回線が通っている模様。ミラー破損
コメントNTT回線の保守のためなのかは不明であるが最低限の通行は可能になっている。土砂崩落してもちゃんと片づけられている。また秋山村側はトンネル手前でハイキングコースへの登り口があるので都留市側より状況は良好
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都留市方面 周辺略図 秋山村方面
青線:旧道 緑線:県道



 この旧道に初めて訪れたのは、雨の夜だった。富士山の方に行った帰り道である。県道35号線はまだ走ったことはなかったし、渋滞時の抜け道なんて表記があったので、この道を選んだ。広いような広くないような道が続くと思えば、センターライン付きの立派な2車線になる。そのうち先進的なリニアの基地が現れてくる。その基地の後方を行くのが今回の旧道だ。ちょうどリニア基地新設に伴って、旧道は分岐付近が付け替えられて立派になっていた。したがって迷うこと無く旧道に進んでしまったのだ。トンネル通行止めの看板も倒れていたのだろうか、見なかったと思う。
 しかしそれもつかの間その道は間違い無く旧道であると身にしみて分かった。それも廃道になった旧道だと。仕方が無いのでとりあえず転回できる場所まで進むことにする。アスファルトは剥がれ、崩落した土砂が残り、そのうちあたり一面霧がでてきた。するとその隧道は姿をあらわしたのだ・・・・。



A地点付近より秋山側を見る

A地点付近より秋山側を見る

こんな道だとこの先不安になるが・・・・。なお分岐点直後に製材業者らしきものがあるので、注意した方がいい。またこんな旧道に車なんか来ないだろうと思えば、ハイキングコースが分かれたりしている上に人も来なくて日当たりもいいので、昼寝する車もあるようだ。ミラーが破損しているのでくれぐれも安全運転で行きたい。

B地点付近より秋山側を見る

B地点付近より秋山側を見る

普通の旧道(廃道)であるならば落ち葉が積もり積もるであろうところだが、ご覧の通り。おまけに落ち葉が袋に詰めて路肩に置かれている。手入れがなされている証拠だ。

C地点付近より秋山側を見る

C地点付近より秋山側を見る

秋山と都留を結ぶ生活道路であるので、旧道時代にも改良がなされたのであろう。このように現役時代ならば対向が容易な幅員になっている個所がある。もちろん狭い場所もあるが、1.5車線程度の幅員はある。

B地点付近より新道を見下ろす

B地点付近より新道を見下ろす

左真ん中にはっているガードレールは旧道である。こうしてみるとかなりの線形改良がなされたのであろう。

B地点付近より都留市側を見る

B地点付近より都留市側を見る

土砂崩落をして片づけたような後がある。この地点か断定できないが、以前に秋山側の坑口を見に行こうとして土砂崩落で断念したことがあった。今こうして坑口を見てきたので、この道路は未だ現役であると言えるかも知れない。

埋設ケーブルを示す看板

埋設ケーブルを示す看板

これがこの道路が最低限通行できる「わけ」ではないかと思うのだが・・・・。

トンネル出口より秋山側を見る

トンネル出口より秋山側を見る

まだ雪が残っていた。ゲート等があるわけではないので、雪道を走りたい車が進入したのであろう。たくさんの轍が出来て居た。

雛鶴隧道秋山村側坑口

雛鶴隧道秋山村側坑口

高さ制限3.5mがある。写真のように秋山村側はトンネル手前が広くなっている。またハイキングコースの登り口である。都留市側坑口に比べると、こちらの方はなにかごく普通のトンネル坑口になっている。推測であるが、もともと都留市側のような坑口があったものを法面など付近の防災工事に合わせて作り替えたのではないだろうか。しかし、幅員を見るとトンネル自体は交互通行でないと、通過できなかったのではないかと思う。距離もそこそこあるが、直線で見通しは利くようだ。アプローチ部分を含めてネックになっていたのは間違い無いだろう。

新道よりB地点付近を見上げる

新道よりB地点付近を見上げる

たぶん同じ所だと思うのだが、新道から見上げるのと、旧道から見下ろすのではだいぶ高さ感が違う。

新雛鶴トンネル秋山村側坑口

新雛鶴トンネル秋山村側坑口

ミラーを見つめることもなく、緩いカーブとストレートですぐトンネルにたどり着く。この峠はトンネルにサミットがある。これは旧道も新道も同じようだ。

銘板

銘板

1986年3月
延長602m
幅員6m
高さ4.5m

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